スタンディングレッグカールのやり方【ハムストリングスを鍛える自重トレ】

スタンディングレッグカールは太ももの裏を鍛えるトレーニングであり、器具を使わずに取り組めます。

脚の筋力が落ちると、歩きにくくなるなどの支障をきたすので、普段から脚の筋肉を鍛えておくことが大切です。

今回は、スタンディングレッグカールの正しいやり方やポイントについて詳しく解説していきます。

スタンディングレッグカールの概要

スタンディングレッグカールは直立した状態で、片側の膝を曲げ伸ばすことで太もも裏のハムストリングスを鍛えるトレーニング種目です。

ハムストリングスは膝を曲げたり、股関節を伸ばす役割を担っており、あらゆる足腰の動作や、スポーツにおける走る、飛ぶ、投げる動作に欠かせない筋肉です。

ハムストリングスをしっかりと鍛えると、

  • 足腰が強靭になる
  • 下半身が安定する
  • 血行が良くなる
  • 肉離れなどの怪我のリスクが低下する

などの効果が期待されており、特に足腰の筋力が重要になるアスリート選手はハムストリングスを鍛えておくのがおすすめです。

スタンディングレッグカールは動作がとてもシンプルで、負荷も低いので、筋力が少ない方でも気軽に取り組めます。

スタンディングレッグカールの正しいやり方

ここではトレーニング動画を参考に、スタンディングレッグカールの手順やセットの組み方について解説します。

手順

スタンディングレッグカールの動作の流れは以上になります。

  • 15~20回を1セットとして、3~5セットを目安に行う
  • インターバルを30秒~1分ほどとる

トレーニング中は正しいフォームで行い、ターゲットとする筋肉にしっかりと負荷をかけることが大切です。

インターバルでは呼吸を整えたり、水分補給などをして、次のセットに向けて筋肉を一時的に回復させましょう。

スタンディングレッグカールの効果を高める3つのポイント

膝の位置を固定する

スタンディングレッグカールで最も重要なポイントが、膝の位置を固定することです。

膝を動かしてしまうとハムストリングスから負荷が逃げてしまうので、トレーニング効果が台無しになります。

膝の位置はしっかり固定して、膝を支点にして片足だけを動かすようにしましょう。

真っすぐの姿勢を保つ

スタンディングレッグカールを行うときは、常に背中を真っすぐ保つことが大切です。

背中が丸まったり、左右にバランスが崩れるとハムストリングスへの刺激が弱まってしまいます。

顔はうつむかずに正面に向けて、ハムストリングスに負荷がかかっているか意識しましょう。

つま先を床につけない

元の位置まで足を下ろすとき、つま先を床につけないように気を付けましょう。

つま先を床につけると、ハムストリングスを一度休めてしまうことになるので、トレーニング効果が半減します。

つま先が床につく直前で足を下ろすのを止めて、継続して筋肉に負荷をかけるように意識してみてください。

ハムストリングスを鍛えて健康的な脚を手に入れよう

今回は、スタンディングレッグカールの正しいやり方やポイントについて解説しました。

スタンディングレッグカールは簡単に太もも裏のハムストリングスを鍛えることができ、自宅の狭いスペースでも取り組むことができます。

ハムストリングスはスポーツや日常生活のあらゆる場面で使われているので、普段から鍛えて脚の筋力をつけておきましょう。

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